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「実践令28」中小企業百年経営の道――討論活動が盛大に開催
発売日:2016-12-01 ビュー:98610月12日午後、STM翔藍と仏山市南海区桂城商会が共同で主催した「中小企業百年経営の道――経営討論会」は「関愛桂城・企業創享家」において開催。50名余りの起業家と高級幹部が今回の活動に参加しました。
最初に、「広州德尔达五金家具有限公司」の社長の蒲浩元氏がご自身の経験と教訓に基づき、「信頼関係の構築は企業の永続経営に最も重要な資本である」というテーマ・スピーチをしました。
蒲浩元氏は「企業経営で最も重要なことは社員、顧客、サプライヤとの長期的信頼関係を築くことであります。そうすればこそ本当に長く生きられます」と主張しました。
社員への扱いについて、「德尔达」は社員が企業の根本であると主張しています。古参社員が特に多いことは証明であります。例えば、去年から国内販売店舗の歩合制を廃止して社員の積極性が大幅に上がりました。また、最近ある若い社員が事故死しました。彼は会社で11年も働きました。蒲社長は非常に心が痛んでおり、こう決めました。「德尔达」という会社は一日でも存在すれば、あるべき標準でその社員の家族に給料を払うことです。そのように、「德尔达」は必ず「長く」やっていかなければなりません。無闇に「大きく」を求めることではありません。社員の一生涯の幸福と安定のために、みんな頑張らなければなりません。
サプライヤへの扱いについて、家具産業の部品は特に多いので「德尔达」は130家のサプライヤ会社と密接な提携・共生の関係を保っています。自身の規模が大きくなったことでサプライヤ会社をいじめることがなく、反対に自ら進んで代金精算の周期を縮めようとしています。そのため、「德尔达」は注文の品種が多く量が少なくなる傾向の現在でも、サプライヤに多大な応援や発展スペースを提供してもらいました。「德尔达」のスピーチは参加者たちに非常に良い参考になりました。
次に、STM·翔藍首席経営顧問、周南征講師は自身が日本と中国で有名企業を研究した心得をもとに、日本の百年継続企業の経営について語りました。周講師は、中国国内企業は日本の企業と比べ、もっとも大きなギャップが理念にあり、顧客市場の理念も含めると考えています。「数多くの国内企業はひたすら大きくしようとしますが、大きくても強くなれません。日本の企業は強くしようとするので、百年も存続してきます。」
それから周講師が自然という角度で企業の本質を分析しました。企業は三種類があり、草型企業、小木型企業と大木型企業に分けられます。草型企業は土壌の表土層に生きており、風(市場チャンス)に飛ばされやすく、どこまで飛ばされたらそこまでになってしまい、市場の競争は強くなったらすぐ淘汰されます。それは小型企業です。小木型企業は土壌の中間層に生きており、土に根を下ろし、土壌から栄養が取れ、たやすく飛ばされはしません。そのような企業は自身の分野に焦点を合わせ(常連作り)土壌の養分を吸収して生存できますが、干ばつ災害にあったら(例えば、不景気)やはり死ぬかもしれません。それは中小企業です。大木型企業は土壌の深層部まで根を張り、草、小木と共生しています。サプライヤとの関係も、自身の大型でサプライヤ企業をいじめることがありません。反対に、自身が大きくなると共に、草・小木が茂るようになり、さらにコケまで生えるかもしれません。その特徴は、自身の戦略を明確にし顧客の需要をつくることができ、さらに一面の市場もつくることができます。みんなもご自身の位置付けを明確にし、百年大木型の企業になることを期待しています。
南海区の地元企業に向け、周講師は「南海の企業は一点に集中し、こだわって強くなることを求めるべきです。ある細分した分野に力を尽くすことをお勧めします。それで理念上で独特を追い求め、技術上で資金投入を増やし、継続的研究をし、ご自身の核心競争力を育み続けなければなりません。職人魂で会社をリードし、会社を守るべきです。」と提案しました。
ほかに、今回の「実践令」が企業の人材育成、二代目後継者、どのように社員、顧客、サプライヤとの信頼関係を構築するかなどについて討論は広げられました。
「実践令」が終わった後、参加者の中では「今日のスピーチと講義にすごく啓発されました。日本の百年企業がとても多くて、彼らの経験を参考にし、これからの企業経営でミスを犯すことを少なくすることができます。」と数名の方は感想を述べました。もっとこのような活動を行い、起業家たちの視野を広めることに期待しています。できれば、皆さんを集め、有名企業へ考察に行き、その変革・進化の経験を学習したいものです。